「ほら、もともと我々はチンピラじゃん」
駅前の煙草の煙がもうもうとした、古い喫茶店で
珈琲をすすりながら
二十数年来の友人にそう言われた時、
ボクはとても驚きました。

なぜならボクは、品行方正を絵に描いたような
好青年、好おじさんだからなのです。


いや、実際にボクとそれなりに付き合いがあるなかで
ボクのことをチンピラっぽい雰囲気があると思っている人など
皆無なはずです。

しかもボクは、ガラが悪いと思われることが大嫌いで、
普段の関西弁も、ものすごく気を使って喋ってます。

ともすれば関西弁はとても怖いという印象を与えてしまいますからね。

だから、冒頭の発言は、まったく意味がわかりませんでした。

なんだったら、
「どこがやねん。一緒にすんな!」
とすら思っていました。

ところが、いま、水道橋博士のメルマ旬報
『ボクの紙プロ青春記』
というタイトルで
『紙のプロレス』編集部時代のことを綴っているのですが、
そこでようやく気づきました。

「アカン。こんな社会人としての出自は
まともじゃないやん……」


ほんの短い期間だったとはいえ、
あんなメチャクチャな編集部で
社会人の第一歩を踏み出したというのは
おそらくボクのなかの
しかも芯の部分に大きな影響を残しているに違いありません。

いまのボクがどう見られようとも
そりゃチンピラ遺伝子が紛れ込んでるよな、
カラダのどこかに。


なかなかうまくいかない毎日が続いたとしても、
「ま、もともと『紙のプロレス』のチンピラだし、
生きてるだけで丸儲けやがな」

と思ってやり過ごすことにしよう。

ボクはチンピラ、
ボクはチンピラ……。


一生忘れないようにしよう。

というわけで!

『ボクの紙プロ青春記』は
メルマ旬報で絶賛連載中ですので
みなさん、よろしくお願いします!

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