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たまたま出張が入ったおかげで
二日間で読了。l

読みながら要所要所の感想を
Twitterでつぶやきました。








これらのつぶやきをひとつひとつ掘り下げても
面白いかもしれませんね。

『1984年の~』のアンサー?


この本、表紙にもありますが、
『1984年のUWF』を意識して作られた
と思いますが

1984年のUWF (文春e-book)
柳澤 健
文藝春秋
2017-02-03


『証言~』は巻頭の前田日明への取材が目玉となっています。
インタビュアーは『KAMINOGE』編集長の
井上崇宏さん。




前田日明が軸の『証言~』

ざっくりわけると、新たに佐山史観で書かれたのが
『1984年の~』で
前田日明を軸にUWFの謎を解きほぐそうとしたのが
『証言~』と言える
でしょう。

そう書くと、『証言~』は前田日明寄りに思われるかもしれませんが
安生洋二、鈴木みのるといった何名かは
前田日明との確執を認めていますし、
神社長を擁護する発言も散見されます。


その辺のバランスが絶妙ですね。

読んでいてとても心地よかったです。

プロレスラーたちの愛おしさよ

この本を読んで、ぼくはプロレスが、というより
プロレスラーがさらに好きになりました。

理想よりも生活を選び、
大きな判断を迫られても
自分ひとりでは決められず
右往左往し、慌てふためき、ときに人を欺く。

それは普通のサラリーマンとなんら変わりません。

そのたくましさ、したたかさ、狡猾さ、
すべてが愛おしいです。


そんな気持ちわかるでしょう?

「食わせる」ということ


ぼくは、毎日毎日、みっともない生き方をしています。
いつもうろたえ、クヨクヨし、
ブレブレの判断の中、少しずつ歩いているのです。

こどものころ、リング上で見た屈強な男たちは
ぼくらを夢中にさせるスーパーマンでした。
でも、この歳になって思うのは
プロレスラーだって人間なわけで
「食うこと」
そして
「食わすこと」
のために日々闘わなければいけないのです。


生きることって当たり前じゃなかった。

ぼくは恥ずかしながらおとなになって
家庭を持って、それがわかったような気がします。

超泣ける! 前田日明、カッキーに檄を飛ばす


UWF論の本筋から外れますが、
ぼくが一番感動したのはこの一節です。


ぼくは前田日明という人は
また人気が出てくると思います。


もうみんな、前田日明の全部を受け入れられるように
なってくるのではないでしょうか。

あとは前田日明が猪木さんのように
じょうずに神輿に乗れるかどうかですね。
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