タイマーズの蔵出しCDがリリースされるようです。

84256
ボクはタイマーズはドンピシャの世代なので
これは嬉しいですねー。
当時もタイマーズはリリースされていない曲を
ライブでたくさん歌っていたので
新曲リリースくらい楽しみです。

THE TIMERS『THE TIMERS スペシャル・エディション』
2016年11月23日(水)発売
【価格】5,000円(税抜価格) 
CD2枚組+DVD 収録内容(予定)
【CD:ディスク1】
THE TIMERSのデビューアルバム『THE TIMERS』のリマスター盤
【CD:ディスク2】
蔵出し音源:1988年~89年の日本&ロンドンのレコーディング・セッション音源から、未発表曲、未発表テイクをセレクト。
【DVD】
蔵出し映像:1988年の横浜国大、1989年の横浜市大のLIVE映像からセレクトされた秘蔵映像収録。また、「デイドリーム・ビリーバー」PV2タイプ、「ロックン仁義」PV2タイプ、その他映像も収録予定。

こんな話題が上ったからか、
ボクのタイムラインでは
あの伝説の事件の映像が
またポツポツ上がり始めました。





これですね。

いわゆる「タイマーズ夜のヒットスタジオ事件」
つい「FM東京」の歌詞の過激さに注目が集まりますが
このタイマーズのパフォーマンス、
全体として本当に素晴らしいんですよね。



1 とんでもなくキャッチーなバンド 


まず衣装がいいですよね。
地上波向き。
インパクト大。
タイマーズはRCサクセションの『カバーズ』発禁問題に対しての
清志郎の腹いせバンドなのでしょうが
あれだけ怒り狂い、悲しみのどん底に落ちたあとで
このユーモア。
あの出で立ちだけで笑えて泣けます。


2 実は一曲目からとんでもない 


そもそも一曲目からヤバイじゃないですか、これ。
「タイマーを持ってる~♪」
なんて明らかに大麻って言ってるのに
これがテレビで流れちゃうんですね。
いまだったら絶対にダメでしょ。

ME_biz20160902385615_TP_V


そういう意味では
発禁事件が起きた88年より
明らかに
"空がまた暗く"なっています。


3 「FM東京」は曲がいい 


歌詞だけじゃないですよね。
曲がめっちゃいいじゃないですか。
あれだけ話題になったのは
歌詞の過激さだけじゃなくて
それを面白がってる人たちも
曲のポップさに知らず知らずのうちに
魅了されているのだと思います。

4 名曲「デイ・ドリーム・ビリーバー」でクールダウン
 

で、事件を起こしてしまった後の
「デイ・ドリーム・ビリーバー」ですよ。
この落差。
永遠の名曲にして
このパフォーマンス。
やらかしてしまった後の高揚感が
清志郎からまるで感じられません。

そこが素晴らしい。
"すべての歌は同じさ"ということなのでしょうか。

5 フジテレビの気骨
 

アルバムがそういう構成なのですが
この番組でも「タイマーズのテーマ」の
オープニングとエンディングが使われています。
一曲が短いとはいえ
計5曲歌えたわけですから
これはフジテレビもタイマーズを
地上波でお茶の間に届けたいという
強い意志があった
のでしょう。
作り手の気骨が見て取れます。



ただし清志郎はこの後3年間、フジテレビは出禁になった
ようですけど……。


6 古舘伊知郎さんの後日談
 

すべてのパフォーマンスが終わった後、
タイマーズと絡む古舘伊知郎さんとGWINKOさん。

ウィキペディアによると

司会をつとめた古館は、ゼリー(忌野)が死去した直後の週刊文春のインタビューで「今でも鮮明に覚えているのは、リハーサルからガンガン過激な歌を歌っているわけですよ。ある曲でずーっと『フルタチイチロー』と連呼しているわけですよ。様子がおかしいぞ、と。リハーサルからイヤな予感がして楽屋を訪ねたんです。『気持はわかるけど、なんとか放送コードの範囲内でやってほしい』とお願いした」、「忌野は『古舘サンが言うから気をつける。だけどやりたいことはやるんで許してほしい』と曖昧なままで終わってしまった」、「結局、差し替えられて、半分ムカつきもしたが、アッパレというのもあった。終わってから(忌野が)謝ってきたが『古舘さんだから安心してできた』なんていうから、怒っている方がバカみたいになった。」と当時のことを回想している[4]。

「古舘さんだから安心してできた」
なんて意外と清志郎も如才ないというか
そんなことペロッとよく言いますよね(笑)。




でも凡百のパンクバンドとは
そこが違うと思います。
純粋さとしたたかさを兼ね備えているのが
忌野清志郎の魅力です。

以上、「タイマーズ夜のヒットスタジオ事件」考でした。
 
スポンサードリンク