悲しいことばっかり(オフィシャル・ブートレグ)/ユニバーサルミュージック

¥2,300
Amazon.co.jp

今日、公園を散歩しながら全編通して聴いた。
ここだけの話、僕はこれらの音源を
ずいぶん前にほとんど聴いたことがある。

当然、このアルバムはリマスタリングされているので
相当聴きやすくなっている。

よくこういった作品には
「清志郎のファンはもちろんそうでない方も」
なんて言い方がありがちだけど、
僕はそうは思わない。
オフィシャルブートレグというだけあって
コレクターズアイテムの一つであり、
さらに言うなら、清志郎ファンですら
受け付けない人もいるだろう。

初期のRCファンの人のみ購入すべきだ。

この作品のリリースに関わったのは二人。
一人は太田和彦さんで、もう一人は宗像和男さん。
清志郎マニアには有名なお二人だ。

僕はこの両氏それぞれにインタビューしたことがある。

宗像和男さんインタビュー。

太田和彦さんインタビュー。

これらを読むと『悲しいことばっかり』の時代の空気感を
多少なりともわかっていただけると思う。

この作品には後にRCサクセションとして、
あるいは忌野清志郎個人名義として
またあるいは別バンド名義で
世に出ている楽曲も多く収録されている。
しかし、僕に言わせると、アレンジ、歌い方、
どれをとっても『悲しいことばっかり』に収録されているものを
上回っているものはない。

例えば「僕とあの娘」。
こっちが後年、RCのアルバム『HEART ACE』に収録されているもの。



こっちがフォーク時代、つまり『悲しいことばっかり』に収録されているバージョン。



「汚れた心しかあげられない」と
あの娘は泣いていた
きれいじゃないか

このフレーズ、
果たしてどっちが胸に迫ってくるか
言うまでもないだろう。

ちゃんと曲の良さが生きるようなアレンジしろよ清志郎。

なんだかもう、清志郎の素晴らしさを伝えたいがために
清志郎にダメ出しするという
わけのわからんことになっているな。

とにかくこの一曲のためでいいから
清志郎ファンを自認する人は
『悲しいことばっかり』を買ってほしい。

清志郎ファンになってよかったぜ!
生まれてきてよかったぜ!
と思える1枚。


スポンサードリンク