昨日は渋谷でソウル・フラワー・ユニオンとイナズマ戦隊の対バンライヴを観に行った。

ソウル・フラワー、20周年とのこと。

ニューエスト・モデルとメスカリン・ドライブが合体して
ソウル・フラワー・ユニオンになったことを知ったのは
『ロッキンオンジャパン』の表紙だった。
インターネット以前の話。
それにしても当時の『ロッキンオン』の大振りは凄かった。

中川敬さんのインタビューはいつも面白く刺激的で
まだ十代だった僕は大いに影響を受けた。

印象に残っている中川語録がある。

「自分のことはいったん棚に置け。
でないとなにも議論がはじまらない」

僕自身は自分を固めてから意見するほうなのだけど
いま、中川さんの言わんとする意味がだんだんわかってきた。

リーダーという存在がいる。
リーダーは下をまとめなければならないので
部下に意見したり指導したり注意したりする。
その様子をよく見てみると、
結局リーダーは自分の都合のいいことしか言わない。

コミュニケーション力に自信がある者は
「人脈が大事だ!」
と必ず言うし、
語学が堪能なら
「英語はマストだ!」
と言うだろう。
僕の周りは必ずそうだ。

片付けがまるでできない奴が後輩に
「お前、ちゃんと片付けろ!」
とはほとんど言わないはずだ。

「自分のことを棚に上げる」
ということは、ツッコミどころ満載だし、
なにより説得力がない。
だけど、それはフェアな物言いなのかもしれない。

自分ができてようができてまいが、
学校に、会社に、家庭に
いま必要な要素、
もっとも欠けている要素があるなら
やはりそれは大いに議論されるべきだし
下の者に注意、指導をしていかなければならない。

「お前が言うな!」
と言われるのは百も承知。
だけど、トップが自分の得意なことだけ下に指導するなら、
それは結局、そのトップにとって居心地がいい場所になるだけなんだ。



なーんてことを昨夜は考えておりました。
中川さんは相変わらずの番長ボイスで
「外交不能症」をやったりして
オールドファンを喜ばせていましたとさ。


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