今回のkaminogeはタイトル通り、冒頭からアントニオ猪木さんのインタビューが2連発。
うち一本をちっちゃい『紙のプロレス』発行人の柳沢忠之さんが担当している。
古くからのファンはもちろん、かつていち社員だった僕も
元はといえば柳沢さんのインタビューのファンで
『紙プロ』に入ったクチ。
今回のインタビューを心待ちにしていた。

柳沢さんのインタビューといえば忘れられないエピソードがある。
村松友視(※しめすへんに見です)さんのインタビューに同行した時だ。
僕は小学生の頃から村松友視さんの熱烈なファンで
その取材に同行させてもらえるということで
天にも昇るような気持ちだった。

果たして、目の前で繰り広げられる村松ワールド。
そして村松さんから数々の名言を引き出す柳沢さん。
僕はうっとりして聞き入っていた。
会社に戻り、僕は改めて、
「やっぱり社長は凄いですねぇ!
あの村松さんからあんなにたくさん引き出すなんて」
と言った。
柳沢さんは決して謙遜などしない人なので
きっと嬉しそうに
「当たり前だろう」
とうそぶくに違いないと思っていた。
ところがじっと僕の方を見て、
「俺があの人から引き出せる言葉など一つもありません」
とだけ言って、デスクに戻った。

僕が柳沢さんから謙虚めいた言葉を聞いたのはあれっきりだ。
とはいえ、やっぱり聞き手の柳沢さんだったからこそ
あれだけ面白いインタビューになったのは間違いない。
村松さんも凄いし、柳沢さんも凄い。
まさに達人同士の手合わせだった。

柳沢さんはwebのかみぷろ
インタビュアーとしてすでに復活している。
イベントの仕掛け人としても優秀だった柳沢さんだが、
個人的にはやはりたくさんインタビューしてほしい。
ただ、webもいいけど、やっぱり今号を読んで
柳沢さんがこの判型のリングに帰ってきたことは
手放しで嬉しい。

なんだかノスタルジックな夜になりそうだ。
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