ボクは40年の人生を振り返って
他人から褒められたという記憶がほとんどない。

褒められるようなことをしていないのか、
あるいは褒めたくないような人格なのかはわからないけど、
とにかく褒められない。

その一方で世の中には
“なんか褒めたくなる人”というのがいて、
それがボクにとってこの『go fight』編集人の井上崇宏氏、通称井上きびだんごさんだ。

この『go fight』は、きびだんごさんが持てる能力や人脈を目一杯出し切った上に、
あとはえいやと“勘”に任せた作りとなっている。

go fight Vol.1 (スコラムック)/著者不明

¥980
Amazon.co.jp

とても読み応えのあるインタビューが何本も掲載されている。

基本的にボクは井上きびだんごさんの作る物のファンなので
インタビューもまずは氏が聞き手のものから読み始めた。

当初の期待以上に面白かったのは
青木真也インタビューだった。
生い立ちから探る、いわゆる2万字インタビュー形式なのだけど、
なるほど、これなら青木真也に乗れると納得した。

一読するに、本来変化球を得意とする、“トリックスター”井上きびだんごとしては
「ムササビ殺法を封印して
UWFスタイルができるところを見せればいいんでしょ?」
といった具合に、これまであまり使わなかった筋肉でもって編んだ一冊となっているのではないか。
そんなふうに思ってしまうほど
氏の担当ページはストロングスタイル風味だ。

ただ、一番最後の「うわいのうたがきこえてくるよ」のページ、
ここに氏の狂気のしずくがポタリと落とされているようで
不思議な読後感がある。
おそらくぎりぎりまでストロングスタイルで闘い通した氏の
“らしい”最後っ屁だと理解した。

とまぁ、井上きびだんごさん方面から読み込んでしまったボクだけど、
そんなことを意識せずとも
この表紙にラインナップされたレスラー、格闘家の名前を見れば
いわゆるアラフォーのプロレスファン、格闘技ファンなら
まず買って損することはないと言い切れる。

マストバイ!
スポンサードリンク